2007年05月12日

ネオガンダム

ネオガン

 

 

 

 

 

 

 

本機の機動性は最大稼動時のF91を超えるものとなったが、それに比例し発熱量もサナリィ製MSを上回る。しかしながら技術上の問題から冷却機構にMEPE方式を採用できなかったため、機体表面に冷却材を吹付けることで同様の効果を持たせ発熱に対処している。胸部や肩アーマー部などに見られるスリットが冷却材の排出口である。F91に見られた「質量を持った残像」という副次効果はほぼ期待できないが、運用上このことが問題となることはなかった。RX−99が狙ったコンセプトというのは特殊技能を持ったパイロットによる特別な状況下における高性能ではなく、通常の運用でそれらスペシャルな機体の理想性能を上回る基本性能を発揮することにあった。スペシャリティの普遍化は、例えるなら旧世紀の戦闘機が獲得した「超音速巡航」にも匹敵するエポックであり、この機体で実現された非常に高い基本性能は次期主力MS群である「ネオセンチュリーシリーズ」に引き継がれることとなった。



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