2007年11月26日

リックディアス・ソード改

DJ_SER._T001

 

 

 

 

 

H・M?
いえ、MSです。

永野デザイン?
いえ、藤田です。

強いの?
いえ、ハリボテです。



DJ_SER 

 

 

 

 

アナハイムエレクトロニクスで製作されたという以外、ほとんど実態の掴めないMSである。
SEドライブという新型の推進装置を装備しているというが、その詳細は不明。
時期的に近い年代にアナハイムが製作した実験機に、核パルス推進システムを持つエプシィガンダムがあるが、そのような実験的推進装置を備えていたのかもしれない。
名称も「ディジェ」を冠しているが、ディジェはカラバの開発したMSであり、形式番号も全く関連性がない(「SE.DJ−1R」と「MSK−008」である)。
ただし、ディジェはアナハイム製MSであるリックディアスをベースに、地上用に改造されたMSであるといい、アナハイム社がまったく無関係だとも言い切れない面もある。
その観点から見ると、関節位置などはリックディアスとほぼ一致するし、腕部はアナハイム製の量産機であるマラサイのものがほとんど原型のまま流用されているコトが見てとれる。このことから、同じリックディアスベースの改造MSとして、「ディジェ」の名が付いている可能性も否定できない。
しかし、各部装甲形状や冷却系と思われるユニットの配置は原型機とは似ても似つかず、また、装甲形状に関して検証するなら、機能的に無意味なデザインとなっている部分が余りに多く、リックディアスのフレームにモックアップのダミーカバーを付けただけのデモ機にすぎないという専門家もいる。
当時はMSデザイン(形状だけではなく広義な意味で)の実験期といわれ、驚くほど多彩な形状のMSが、ろくなテストもなしに戦場に投入されていた。その中から生き残ったデザインもあるが、汎用性を捨て去り、特化した用途へと恐竜的に進化したグループは、その遺伝子を後の系譜に残さず消え去った。グリプス戦役と、続く第一次ネオジオン抗争期に開発されたMSは、まさにMSのバーチェス動物群(カンブリア紀に発生した、系統的に後の生物に続かない生物群の一つ)とでもいうべきものであり、そこでは様々なアイディアが実戦により検証され淘汰されていったのである。
ディジェSE−Rも、売り込みのために派手なスペックを与えられて半ばデッチ上げ的に作られた徒花的MSのひとつなのかもしれない。



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