タイラント・ソード
2008年04月04日
「タイラント・ソード」覚え書き(独自解釈込み)
●ネオファリア
アナハイム社内のシンクタンク、第13開発局の通称。
対使徒人型決戦兵器でもこっそり作っていそうな名前だが、実際それ以上にファンタジーな兵器を作っていたことになっている。
ミノフスキー物理学の権威であるネイナ・ラフィット・ファルム博士が提唱した「SE理論」を下敷きに、当時の技術レベルを超越した(ように見える)兵器を研究・開発していたとされる。政治的な理由から、その存在は一切公開されず、0108年にキース・マクレガーなる人物が記した著作「ネオファリアの中で」によって初めて存在が明るみに出ることとなる。しかし、この著作の記述には現実と乖離した内容が多く(MSの配備状況など)、その信憑性に疑問が持たれる。同時にネオファリアの実在にも疑問符が付けらてれる。
●SE理論
ネイナ博士が提唱した、ミノフスキー物理学を元にした空間構造論(?)
あまりの難解さや、研究時期に一年戦争勃発が重なったことによってミノフスキー物理学会には無視されていたといわれる。20世紀末の数学・物理学者ロジャー・ペンローズの『ツイスター理論』との類似性が見られる。
以下旧記事より再録「SE理論」
物理学者ネイナ・ラフィット・ファルムが提唱した、ミノフスキー物理学の上に立脚した空間構造論。
理論空間『SEフィールド』における『原質』(これの概念は不明であるが、仏教の経典にある色即是空の「色」という意味合いの言葉が使われている)の【相】が、実空間での距離や物質の質量、その他の物性を決定する、という仮定の元に理論構築されている。
それによると、空間的な距離や物質の質量はSEフィールドでの原質の振る舞い・・・エネルギーポテンシャルの変動による【相】・・・であるとし、空間とエネルギーを等価に扱うことができるとする。
ネイナ博士は、実験で作られたIフィールド内に、ミノフスキー立方格子構造の【欠損】(理論上欠損は生じない)を見つけ、そこから【空間の消失】を直感したといい、それがSE理論を構築するきっかけとなったとされる。
この理論がミノフスキー物理学会において発表された当時は【真空エネルギー】実用化の期待が高まったが、検証に要する装置に天文学的ともいえる莫大な資金が必要になりそうなことや、そのコントロール法が理論的にも確立できなかったことから『夢想の空論』と呼ばれるようになる。
また、折しも一年戦争が始まったこともあり、一般への発表はかなり限定された範囲でしか行われておらず、世間での認知度はかなり低い。
なお、一年戦争終結後、ネイナ博士はアナハイムエレクトロニクスの食客研究員になったという。
●SEドライブジェネレーター
SE理論によって生み出されたソード兵器の主機。ただし、関節モーターへ電力供給を行うのみならず、それ自体が推進器でもあり、通信器でもあり、空間センサーでもある。「暫定空間消去」を行うとされており、一時的に空間の相転移を起こし、そこから真空エネルギーを汲み出す装置ではないかと想像される。空間構造へのアクセス装置という側面からは、たしかにセンサーや通信にもなる可能性もある。しかし作動原理には不明なところが多く、想定外の暴走が起こることもあったという。
●ソード兵器
基本的にSEドライブを搭載した人型機動兵器だが、SEドライブ搭載だけでは「ソード兵器」を名乗ることはできない(ディジェSE−R)。「ソードシステム」の一部となる機能を有するものだけが「ソード兵器」である。有人機と無人機がある。
●ソードシステム
ソード兵器はSEドライブの通信機能を用い、相互に影響しあって有機的な戦闘単位を構成する。これをソードシステムといい、計画上のフルスペックで稼動した場合は、地球圏の全軍事力に匹敵する戦力を得られるという。
この超戦力をコントロールするのが「ネクスト・ワン」と呼ばれるたった一人の人間だというところに兵器としての難があるのはいうまでもない。
●ネクスト・ワン
ソードシステムをフルコントロールする能力を持つ人間。ニュータイプの亜種といわれるが、ここでいうニュータイプの定義が不明なため、具体的にどのような能力があればネクスト・ワンと呼ばれるのかはわからない。今までにこの能力の保持者とされたのはキース・マクレガーのみ。
●SEフィールド
SEドライブ稼動時に機体周囲に任意で展開されるフィールド。光学的作用以外は通常空間と切り離さなされたような状態となり、あらゆる物理攻撃を受け付けなくなる。ただしこちらからの物理攻撃も外には出ていかない。重力制御か質量制御によって加速Gもキャンセルされる。空間を制御して「距離」を消しているのなら、「加速」という概念そのものが通用しないのかもしれない。
●熱弾ビームキャノン
ソード兵器の主兵装。ビームライフルの一種だが、非常に強力な収束器でビームを凝縮し、「熱弾」に変えて射出する。プラズマ化したメガ粒子があたかも固体のように振舞うまでに凝縮されるために、ビーム砲の射出速度と質量兵器の着弾効果を併せ持つ。よって、Iフィールドでは完全に防ぐことはできない。射出時には大きな反動がある。
●タイラント・ソード
有人ソード兵器の実用第1号機。選任パイロットはキース・マクレガー少尉。愛称は「アグレス」。SEドライブジェネレーターを3基持つ。ソードシステムのコントロール機でありながら、単体では格闘戦を主眼に設計されている(格闘というよりショートレンジ戦闘という意味)。一見ちぐはぐな設計思想に思えるが、戦略規模の兵力でも全て格闘戦で撃破できるのがソード兵器である。全てを塵芥と化すコロニーレーザーとは違い、交戦対象を選択して確実に各個撃破し、敵兵力が機能を失うまでそれを継続できる「戦略級格闘兵器」
●スレイヴ・ソード
無人ソード機。ソードシステムによって遠隔コントロールされる
2007年03月19日
ZETA
コレ、フジタZの一つ。第13開発局(ネオファリア)案のゼータってコトで。ぶっちゃけソード兵器です。HDDの中に描きかけで転がっとりました。以下妄想設定。
Zのペーパープランは多数あるんですが、初期の社内コンペで、スペックが余りにファンタジーってコトで失笑買って却下されたヤツです。結局既存技術の発展で実現可能と見られた第5開発局案に予算が付けられ、それがベースとなってZプロジェクトが発足したとかしないとか・・・
このプランが却下された2年後、ソード兵器を商品化できないままネオファリアは解体されました。アナハイムエレクトロニクス社はあくまで商売で兵器を作ってますから、売り物にならないモノばかり作る金喰い虫を飼っててもしょうがないってコトです。
なお、解体直前にソード兵器を「MS」としてスペックダウンしたプランがディジェSE−Rだったと謂われます。SE計画に共同出資していた連邦軍も、ネオファリアからもたらされた研究成果を元に、キリマンジャロ基地で「バイアラン」というソード兵器を製作していましたが、「SE理論の実用化困難」というAE側の見解を受けて計画を破棄、これをMSとして設計変更しています。
続きを読む2007年01月17日
暴君の剣再生計画
しばらくお休みしているタイラント君ですが、最近やってるMS構造考証に絡んで、かなり解答となる形がイメージできるようになったんで今晩から再開しよう。某D氏のミノフスキードライブユニットにも触発された。0086年に作られたってコトもあり、似たような機関を持ちながらも実用機であったV2とは技術の洗練度では比較にならないのだが、実用性を無視した所で語られる技術的挑戦度ではタイラントは宇宙世紀において唯一無二のモノがある。その後に技術継承されたモノがディジェSE―R以外に見当たらず、断絶された系統であるかのように思われるが、オレ内ではSEドライブから制御に困るような現象(破壊規模が算出できないような大規模破壊ができたり、任意で時空間を変質させたり、一人の人間が独断で扱うには危険すぎるシロモノだってこと)を取り除き、兵器の主機として極めて手堅く現実的な形に纏めたものがミノフスキードライブってコトになっているので、技術的な繋がりは有ることになっている。
SEドライブの概念説明のために作ったモデル。しかし、肝心の概念を失念する・・・おい
なんか、ミノフスキー立方格子内の空間欠損をIフィールドでピックアップする装置で、そこでは空間が再生する際にエネルギー保存則によって対消滅反応が勝手に起こるので、その一部を電気として取り出し、欠損空間が埋まる時に見せかけの反発力が生まれるので、それをIフィールドでトラップして推進力とするとかなんとか・・・『加速するワケではないので質量があっても光速を超える』とか『解放型の対消滅炉』『一種の概念・・・じゃなく外燃機関だ!』とか考えてたが、真空中じゃないと上手く作動しないような気がしてきて途中で考えるの止めたヤツ。ワケわからん。
なお、なんでわざわざこんなスゴイものをMSサイズに収めなくてはならんのかってーと(0086年時のMSとしても非常に大型だが)、戦艦サイズでは発生させなくてはならないSEフィールドが大きくなりすぎて、制御できないから。これより小型だとSEフィールド自体を発生させるのが困難だとか、割とご都合主義な説明を考えてた。
2006年05月23日
『暴君の剣』再生計画
背部バインダーのアタリ取りパーツを装着してみた。なんか凶悪な印象となる。
ただ、少しオモチャ臭いので、形状と大きさには検討が必要だ。
更に左腕にZのシールドが装着され、アグレス改となるワケ。
続きを読む2006年05月22日
『暴君の剣』再生計画
ネモ・ソード改
タイラント・ソード
スレイブ・ソード
ディジェSE−R
このうちタイラントには3基のSEドライブが搭載され(機動用に2基、慣性制御用に1基。任意に配分を変更可能)、有人機としては破格の機動性が与えられている。スレイブ・ソードやネモ・ソード改には2基搭載だが、こちらは無人機なので機体破壊限界まで機動が可能である。しかし、慣性制御用に余裕ある装備をしているタイラントの機動性を上回ることはない。ディジェSE−Rも2基だが、こちらは有人機であることから、慣性制御用の余裕がなく、タイラントやスレイブの機動性を上回るものではないと予想される。
設計思想的に、タイラントは格闘戦における絶対的優位性を目指しており、ショートレンジでのドッグファイトで無類の強さを誇る。
更に、SEドライブジェネレーターには全距離空間センサーとしての側面もあるため、長距離攻撃用の随伴機を同行させることにより、ロングレンジにおいても従来型の兵器とは比較にならない精度の攻撃が可能となる。
もっとも、光速を超える移動(理論的には空間的距離を喪失させる制御を用いることで空間跳躍可能とされる)が可能なタイラントは、どのような遠距離からでも得意のドッグファイトに持ち込むことが可能であり、主兵装の射程距離の短さを埋めることができる。
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